外貨を利用した資産運用のブログは数多くありますが、円も含めた通貨の分散投資を扱うものはありませんでした。忙しい人にもお勧めの「ほったらかしトレード」で安全確実に金利を稼ぐ、そんな投資法を紹介します。

PF-Dの2006年バックテスト結果前回に引き続き今回も、昨年1年間のおさらい記事です。前回は、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)の2006年のバックテスト結果を公表しましたが、今回は7通貨低変動ポートフォリオ(PF-D)のバックテスト結果です。

図58はその「7通貨低変動ポートフォリオ(PF-D) 2006年の実績」の折れ線グラフで、昨年1年間のバックテスト結果です。(図をクリックすると拡大表示されます。

青線はスワップ金利を含めないグラフ、赤線はスワップ金利を含めたグラフです。スワップ金利なしでも1年で8.2%上昇し、スワップ金利も含めると11.2%の上昇です。前回の等配分ポートフォリオのスワップ金利なしでは6.6%の上昇でしたが、低変動ポートフォリオにしたことで1.6%上乗せする結果になりました。これほど違うとは、私にとってもちょっと意外でした。

スワップ金利に注目すると、等配分ポートフォリオでは3.3%でしたが、低変動ポートフォリオではちょうど3%になりました。より安全志向になっている分、金利が少し下がるのはしかたありません。

もうひとつ注目すべきは、等配分ポートフォリオに比べ低変動ポートフォリオは、やはり振れが少ないということです。2006年の前半では、資産価値が開始時点より下回っている時が何回かありますが、それでも低変動ポートフォリオでは下振れが少なくなっているのが見て取れます。

投機・投資行動はあくまで自己責任でお願いします。

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PF-Dシミュレーション060601前回は、現在取り扱っている7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)のバックテスト結果を公開しましたが、今回は7通貨低変動ポートフォリオ(PF-D)のバックテストの結果を公開します。PF-Dについては、こちらを参照ください。

図44はその「通貨ポートフォリオ(PF-D) 06-6-1〜」の折れ線グラフで、今年の6月1日からのシミュレーション結果です。青線はスワップ金利を含めない結果、赤線はスワップ金利を含めた結果です。スワップ金利なしで4%上昇で、スワップ金利ありだと5.4%弱の上昇です。

6月1日から11月12日までの期間なので、まだ半年にもなっていません。ベースの4%はPF-B同様円安によるものですが、金利分1.4%は確実に見込めるものです。年間では3%くらいになるでしょう。

7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)の結果と比べてみましたが、それほどの違いはありませんでした。金利はPF-Bの方が若干(0.1%程度)高いようですが、上下の変動(いわゆるブレ)について見てみると、PF-Dの方が多少PF-Bより少ない気がします。

ちなみに金利分はPF-B同様、単利で計算しています。投資金額が大きくなれば複利での運用も可能です。そうなれば、さらに高いリターンを期待できるでしょう。

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PF-Dに対する各通貨の貢献前回は、図23「PF-Bに対する各通貨の貢献(2003〜05年)」を作成しました。今回はPF-Dに対しても同様のグラフを作成し、検討してみます。

図24はそのグラフ、「PF-Dに対する各通貨の貢献(2003〜05年)」です。図23と比較してどうでしょうか。全体の印象として、かなりばらつきの範囲が狭くなっていませんか。具体的に見てみましょう。

図23で下方に米ドルが3%弱まで、ポートフォリオ全体を引き下げていました。それが図24では2.5程度に減っています。また上方の例で見ると、図23において加ドルがやはり3%弱まで、ポートフォリオ全体を引き上げていました。それが図24では上方に2%弱に減っています。その他の通貨についても同様にばらつきの範囲が狭まっています。

各通貨貢献度の標準偏差を出すなど、数値で検証してもいいですが、まずグラフで視覚的にいけそうだと感じることが大事です。皆さんはどう思われたでしょうか。興味のあるところです。

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PF-Bに対する各通貨の貢献前回は、図22「PF-Dに対する各通貨の変位(2003〜05年)」を作成しましたが、図16「PF-Bに対する各通貨の変位(2003〜05年)」とほとんど違いが判りませんでした。

今回からは、より寄与率に着目した図を作成してみたいと考えています。まず図16ですが、開始日を100%とした時系列グラフになっていましたが、開始を0%とします。そして、7通貨すべて同じ寄与率(約14.3%)ですが、これを変位に掛けます。こうして得られたグラフが、図23です。比率が変わっただけなので、Y軸の目盛が違ってますが、図16のグラフと相似形になっています。

このグラフの解釈の仕方ですが、例えば豪ドルは3年間でPF-Bに対して2%上昇しているように見えますが、豪ドル自体がPF-Bに含まれているので、逆に豪ドルはPF-Bの価値を2%上昇させていたと考えます。豪ドルがポートフォリオに含まれていなければ、PF-Bの価値が2%下落していたと考えても結構です。

次回は、同様の考え方をPF-Dにも当てはめてみます。

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PF-Dに対する各通貨の変位前回は、変動係数×寄与率がすべて一定になる、適正な寄与率の7通貨から構成する「通貨ポートフォリオD」(PF-D)を作成しました。

主要な7通貨でポートフォリオを構成する場合、各通貨の寄与率をこのポートフォリオの値にすることで、本当に最も安定した組合せになっているのでしょうか。何らかの図を用いて、他の通貨ポートフォリオ(例えばPF-B)と安定性についての比較をしてみようと思います。

図22は、「PF-Dに対する各通貨の変位(2003〜05年)」のグラフです。以前、図16で「PF-Bに対する各通貨の変位(2003〜05年)」のグラフを作成していましたので、それと比較してみます。

図22も図16も、100%の軸を中心にして±20%の範囲で各通貨は変位しています。また、どちらのポートフォリオも偏りがほとんど無いように見えます。このグラフの比較では、なんら得るところは無いようです。

次回は、寄与率に着目して、図22と図16で作成した、通貨ポートフォリオに対する各通貨の変位(2003〜05年)のグラフを改良してみたいと考えています。

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丸刈り髭オヤジ

Author:丸刈り髭オヤジ
初めまして、「丸刈り髭オヤジ」こと細井芳和です。たぶん!?日本一小さい投資会社の社長をしてます。会社は設立3年になります。収益の99%はデリバティブによる資産運用です。商品先物取引、外国為替証拠金取引(FX)、日経225先物取引をやってます。

ずいぶんハイリスク・オンパレードな仕事内容だなぁと思われるかもしれませんが、それぞれを相互補完的に組み合せているので、リスクはかなり抑えられています。(おかげで3年続いています)

このブログを立ち上げた動機は、比較的低リスクで収入が得られる「外貨分散投資」を、広く知っていただきたいと考えたからです。

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