外貨を利用した資産運用のブログは数多くありますが、円も含めた通貨の分散投資を扱うものはありませんでした。忙しい人にもお勧めの「ほったらかしトレード」で安全確実に金利を稼ぐ、そんな投資法を紹介します。

PF-B各通貨変位05年12月30日から1年前回の記事「クリスマス休暇中の傾向と対策」で予想したように、ここ最近の各通貨のボラティリティは低下していますね。ポジションを変更せず、じっくりとスワップ金利を受取るのに適しています。

さて今回も時節柄の記事ですが、「通貨変位の今年1年を振り返る」という題にしてみました。

図55は「PF-Bに対する各通貨の変位(2005年末から1年間)」の折れ線グラフです。2005年12月30日を基準に1年間の(但し第53週は12月27朝のデータ)、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしています。(図をクリックすると拡大表示されます。

今年1年の各通貨の変位を見てみますと、「日米通貨安・欧州通貨高」と一言で言い表せるような1年だったことが判ります。日本円は23週辺りから、米ドルは17週辺りから急激に安くなっています。それと時期を同じくするように、欧州通貨(特にポンドとユーロ)が高くなっています。

米ドルは利上げ打ち止め観測の台頭が低迷の理由ですが、欧州通貨はまだ金利先高感があります。日本円はと言うと、1回利上げしただけで他通貨との金利差が縮小する見込みが少ないので、長期的な下落トレンドになっています(今年1年で6%の下落)。

投機・投資行動はあくまで自己責任でお願いします。

この記事で今年は終了です。皆様、よいお年をお迎えください。

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PF-B通貨変位051220-012012月19日の日銀の金融政策決定会合では、予想どおり利上げ見送りになしました。来年1月の利上げも難しい状況になっています。スワップ派には追い風ですね。

さて今回ですが、時節柄クリスマス休暇中の過去の傾向とその対策について考えてみることにします。

図54は「前回のクリスマス休暇中の各通貨の日変位」を表す折れ線グラフです。2005年12月26日を基準にして前後の数日間、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしてます。(図をクリックすると拡大表示されます。

図から読み取れることは、12月22日から年末までは各通貨のボラティリティが低下していること(特に22日から26日までは顕著)です。12月22日は日番号の3、26日は日番号の5、年末の30日は日番号の9です。(過去3回分のグラフを作りましたが、ボラティリティの低下はどの年も似た感じです。)

スワップ派はレバレッジを上げてみるのも一計ですが、1週間では期間が短すぎて収益が取引手数料に消えていくのがオチかもしれません。スイングもトレンドフォローも難しいと思いますので、ここは諦めて自分も休暇にしてしまうのというのも手ではないでしょうか。

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スワップ金利の推移(060101〜1217)日銀の金融政策決定会合が12月18日に迫ってますが、外為市場では年内の利上げはないと見込んだ筋の外貨思惑買いが進んだようです。

2006年10月7日の記事では、某MF証券公表のスワップ金利一覧から2005年のスワップ金利データを抽出し、各通貨を買いポジションした際に受け取るスワップ金利の推移を表す折れ線グラフ(図25)を作成しました。

今回は、同様に2006年1月1日から12月17日まで、このスワップ金利データを抽出し、最近のスワップ金利の推移について見てみることにします。(図をクリックすると拡大表示されます。

図53がその「スワップ金利の推移(060101〜1217)」です。2005年のグラフでは週次のデータにしましたが、2006年のグラフ(図53)は日次のデータから作成しました。そのためX軸は週番号ではなく日番号になっています。

2006年の前半に米ドルの金利がポンド金利を追い越しましたが、その他では金利がクロスしている箇所はありません。高い金利順に、豪ドル、米ドル、ポンド、加ドル、ユーロ、スイスフランになっています。

2006年の金利を全体的に見ると、最近米ドルとカナダドルが下降ぎみですが、それ以外は概ねどの通貨も若干の上昇傾向を示しています。日銀が18日に利上げしなければ、各通貨のスワップ金利水準はあまり変化しないと思われます。

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12月12日朝までの通貨価値変化日銀の金融政策決定会合が12月17日に迫ってますが、外為市場では年内の利上げはないと見込んだ筋の外貨思惑買いが進んだようです。為替がどのように動いたか、念のため7通貨レーダーチャートで見てみることにします。

図52は「12月12日朝までの通貨価値変化」を表すレーダーチャートです。2006年12月7日のNY終値を基準にして、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしたものです。(図をクリックすると拡大表示されます。

7日NY終値、8日NY終値、11日NY終値の順に、緑線、青線、赤線になっています。緑線は基準線なので、7通貨すべて0.0%です。

日本円はこの2日間に約1%下落しました。反対に上昇したのは、カナダドルと米ドルで、それぞれ0.62%と0.46%の上昇です。

前回の記事で、先週末から今週前半にかけて、絶好の外貨買いタイミングが来ると書きましたが、まさにその通りの展開になりました。逆に、うまく行き過ぎて何か落とし穴はないかと心配になります。

不安材料と言えば、やはり日銀による利上げです。本当に今年はもう利上げしないのでしょうか? 先週までは五分五分と考えていましたが、今は三分七分くらいの気持ちでいます。まだ可能性ゼロというには時期尚早でしょう。

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ゼロ金利解除前後の通貨変位12月5日の15時頃からずいぶん円高になりました。レバレッジを高くしていたスワップ派では、かなりの損失を出された方もおられるのではと推察します。円高のきっかけは、水野日銀審議委員の東京経営者協会における講演で、日銀が12月19日の金融政策決定会合での利上げを示唆したためと思われます。

私としては、利上げの可能性はまだ五分五分と考えています。今回のように急に円高が進めば景気への影響も懸念されるため、日銀も二の足を踏むと思うからです。(過去の失敗を自覚していると思うので。)ともあれ利上げがあるかも知れないという前提で準備することが肝要です。今回は、7月14日のゼロ金利解除の前後で各通貨がどのように変化したかをおさらいしてみることにします。

図51は「ゼロ金利解除前後の各通貨の日変位」を表す折れ線グラフです。2006年7月14日のゼロ金利解除日を基準にして前後の1ヶ月間づつ、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしてます。(図をクリックすると拡大表示されます。

日本円は赤線で表示してますが、赤線と逆相関になっていそうなのは、青線の米ドルぐらいです。他の通貨では、円との相関及び逆相関がほとんど見られません。

ゼロ金利解除日は日番号では22になります。注目すべきは、円の価値が一番高まったのはゼロ金利解除の当日ではなく、一週間前(日番号では18)だったことです。

金融政策決定会合は12月19日ですから、今週末から来週前半にかけて絶好の円の売り場(外貨の買い場)が来るかも知れませんね。

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12月1日昼からの通貨価値変化このところ為替相場が乱高下しているので、今回も7通貨レーダーチャートで見てみることにします。

図50は「12月1日昼からの通貨価値変化」を表すレーダーチャートです。2006年12月1日の東京12時を基準にして、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしたものです。(図をクリックすると拡大表示されます。

1日東京12時、1日東京17時、1日NY終値の順に、緑線、青線、赤線になっています。緑線は基準線なので、7通貨すべて0.0%です。

日本円の下落はほぼ戻しましたが、欧州通貨はますます強くなっています(ポンド:0.45%、ユーロ:0.4%、スイスフラン:0.13%の上昇)。反対に資源国通貨と米ドルはより弱くなっています(加ドル:-0.49%、豪ドル:-0.29%、米ドル:-0.16%)。リスク許容度低下による巻き戻しの動きとよく似ています。

2ヶ月間の各通貨トレンドについては、図48を参照ください。

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12月1日昼からの通貨価値変化12月1日昼から欧州通貨(特に英ポンド)に対し円が急落した。このところ為替相場が乱高下しているので、今回も7通貨レーダーチャートで見てみることにします。

図49は「12月1日昼からの通貨価値変化」を表すレーダーチャートです。2006年12月1日の東京12時を基準にして、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしたものです。(図をクリックすると拡大表示されます。

1日東京12時、1日東京17時の順に、緑線、青線になっています。緑線は基準線なので、7通貨すべて0.0%です。

円キャリートレードが再び勢いを取り戻しました(円は5時間で0.32%下落)。但し、資金は米ドルへは向わずに、英ポンド、スイスフランへ向かいました。週末でもあり、新たに外貨買いをするべきか迷うところですね。

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PF-B通貨変位061002-1130前回は11月29日までの各通貨価値の変化を、7通貨レーダーチャートで見みました。このところ為替相場が乱高下していますが、日本円の価値は高くなっているのか、それとも安くなっているのか、そこが肝心なところです。今回は12月に入ったところなので、11月末までの直近2ヶ月間の各通貨の変位をみてみます。

図48は「PF-Bに対する各通貨の日変位(06年10月2日〜11月30日」の折れ線グラフです。2006年10月2日のNY終値を基準(7通貨すべて0.0%)にして、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を折れ線グラフにしたものです。(図をクリックすると拡大表示されます。

図48のグラフで一番目を引くのは、カナダドルの下落です。ここ2ヶ月間で4.5%も一貫して下落してます。しかし、同じ資源国通貨の豪ドルが逆に3%も上昇していて、とても不思議な印象です。

米ドルはというと、10月半ば頃からカナダドルと平行する形で、下落トレンドになっています(2.2%の下落)。そして、最近の下落は特にきついです。対照的に欧州通貨が高くなっています。ユーロ、英ポンド、スイスフランのすべてが高く(1%台に)なっています。

重要:マスコミからは、「円高ドル安」と報道されていますが、欧州通貨から見ると明らかな円安です。主要7通貨全体から見ても、0.8%は円安になっています。大勢を見誤らないようにしたいものです。

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丸刈り髭オヤジ

Author:丸刈り髭オヤジ
初めまして、「丸刈り髭オヤジ」こと細井芳和です。たぶん!?日本一小さい投資会社の社長をしてます。会社は設立3年になります。収益の99%はデリバティブによる資産運用です。商品先物取引、外国為替証拠金取引(FX)、日経225先物取引をやってます。

ずいぶんハイリスク・オンパレードな仕事内容だなぁと思われるかもしれませんが、それぞれを相互補完的に組み合せているので、リスクはかなり抑えられています。(おかげで3年続いています)

このブログを立ち上げた動機は、比較的低リスクで収入が得られる「外貨分散投資」を、広く知っていただきたいと考えたからです。

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