外貨を利用した資産運用のブログは数多くありますが、円も含めた通貨の分散投資を扱うものはありませんでした。忙しい人にもお勧めの「ほったらかしトレード」で安全確実に金利を稼ぐ、そんな投資法を紹介します。

直近2ヶ月間の通貨変位(070326〜0525)前回は、円キャリートレードの元になる各通貨スワップ金利の、過去1年間の推移を見ました。一年を通して見ると、欧州通貨の上昇傾向、米州通貨の下降傾向、豪ドルの中立という感じでしたね。

但し、最近の加ドルの動きには特別な注意が必要と感じています。一般にスワップ金利が上昇傾向だと対象通貨は高くなりやすく、下落傾向だと安くなりやすいと言われます。

しかし、最近の加ドルの上昇にはこの法則が当てはまっていません。どれだけ異常な上昇なのか通貨価値変位のグラフで見てみることにします。

図75は「直近2ヶ月間の通貨価値変位」を表す折れ線グラフです。2007年3月26日を基準に平日45日間の、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしています。(図をクリックすると拡大表示されます。

赤線で示した「円」の動きに注目しますと、この2ヶ月の間ほぼ一貫して円安が進行していることがわかります。円の下落率は4.0%に達しています。

特筆すべきは1ヶ月前からの加ドルの上昇です。円でその上昇率を計ると、その幅はこの2ヶ月で10%を超えています。年率に換算すると60%です。

まあ、少し上がり過ぎのきらいがあるので、急落も念頭においておくべきでしょう。

投機・投資行動はあくまで自己責任でお願いします。

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スワップ金利の推移(060521から1年)前回は、「直近2ヶ月間の通貨価値変位」がどうなったかを見ました。この2ヶ月の間、ほぼ一貫して円安が進行していましたね。

今回は、今後の為替動向を占うため、円キャリートレードの元になる各通貨スワップ金利の、過去1年間の推移を見ておこうと思います。

例によって、某MF証券が公表しているスワップ金利データから、2006年5月21日から2007年5月20日までの各通貨スワップ金利を年率に換算し、各通貨を買いポジションした際に受け取るスワップ金利の推移を表す折れ線グラフにしました。

図74がその「スワップ金利の推移(060521から1年)」です。(図をクリックすると拡大表示されます。

金利の高い順に、豪ドル、ポンド、米ドル、加ドル、ユーロ、スイスフランになっています。 一年を通して見ると、欧州通貨の上昇傾向、米州通貨の下降傾向、豪ドルの中立という感じです。

一般的に、スワップ金利が上昇傾向だと対象通貨は高くなりやすく下落傾向だと安くなりやすいと言われますが、最近の加ドルにはこの法則が当てはまりません。金利以外の要因で加ドルは上昇しているようです。

少し上がり過ぎのきらいがあるので、急落も念頭においておくべきでしょう。

投機・投資行動はあくまで自己責任でお願いします。

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直近2ヶ月間の通貨変位(070312〜0511)前回までは、世界同時株安のきっかけとなった上海株式市場が急落した日を基準にして、通貨変位グラフを作りました。為替に限って言うと、世界同時株安の影響は無くなったようでしたね。

連休を挟み週一のブログ記事更新もお休みしてしまったので、さらに2週間経った後の通貨価値変位がどうなったかを、あらためて見てみることにします。

図73は「直近2ヶ月間の通貨価値変位」を表す折れ線グラフです。2007年3月12日を基準に平日45日間の、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしています。(図をクリックすると拡大表示されます。

赤線で示した「円」の動きに注目しますと、この2ヶ月の間ほぼ一貫して円安が進行していることがわかります。円の下落率は4.0%に達しています。

円は確かに下落しているのですが、米ドルも平行するかのように下落しているため、対米ドルではあまり円安は進んでいません。

円を売って豪ドルか加ドルを買っていた方が、一番利益を出していることになります。その幅はこの2ヶ月で7%を超えています。年率に換算すると42%です。すごいですね。

投機・投資行動はあくまで自己責任でお願いします。

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同時株安後の通貨変位(070226〜0427)2月末に発生した世界同時株安のその後ですが、前回は世界同時株安のきっかけとなった上海株式市場が急落した日を基準にして、通貨変位グラフを作ってみました。

さらに2週間が経過しましたので、その後の通貨変位がどうなったか見てみることにします。

図72はその「同時株安後の通貨変位」を表す折れ線グラフです。上海株式市場が急落した2007年2月26日を基準に45日間の、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしています。(図をクリックすると拡大表示されます。

赤線で示した「円」の動きに注目します。上海株式市場の急落を受けた世界同時株安の影響で投機資金のリスク回避行動が巻き起こり、急激な円高になりました。

3月5日(日番号6)に円高はピークを迎えましたが、その後は世界同時株安前の為替水準に移行しています。円高の最大幅は4.7%で、先週末には-1.4%まで下落しています。

円は確かに下落しているのですが、米ドル(青線)も平行するかのように下落しているため、対米ドルではあまり円安が進んでいません。

また、急激に上昇していた豪ドルも少し調整しています。その分出遅れていたカナダドルが上昇傾向を強めています。

投機・投資行動はあくまで自己責任でお願いします。

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丸刈り髭オヤジ

Author:丸刈り髭オヤジ
初めまして、「丸刈り髭オヤジ」こと細井芳和です。たぶん!?日本一小さい投資会社の社長をしてます。会社は設立3年になります。収益の99%はデリバティブによる資産運用です。商品先物取引、外国為替証拠金取引(FX)、日経225先物取引をやってます。

ずいぶんハイリスク・オンパレードな仕事内容だなぁと思われるかもしれませんが、それぞれを相互補完的に組み合せているので、リスクはかなり抑えられています。(おかげで3年続いています)

このブログを立ち上げた動機は、比較的低リスクで収入が得られる「外貨分散投資」を、広く知っていただきたいと考えたからです。

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