外貨を利用した資産運用のブログは数多くありますが、円も含めた通貨の分散投資を扱うものはありませんでした。忙しい人にもお勧めの「ほったらかしトレード」で安全確実に金利を稼ぐ、そんな投資法を紹介します。

直近10週間の通貨変位(070416〜0622)国際決済銀行(BIS)は、昨日発表した年次報告で、最近の円の急激な下落を「異常」だと警告を発しています。

確かに3ヶ月ほどずっと下落していますから、やはり異常と言えます。さて先週はどうだったのか、通貨価値変位のグラフで見てみることにします。

図79は「直近10週間の通貨価値変位」を表す折れ線グラフです。2007年4月16日を基準に平日50日間の、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしています。(図をクリックすると拡大表示されます。

赤線で示した「円」の動きに注目しますと、ほぼ一貫して円安が進行していて、その下落スピードは最近になってさらに加速しているようです。

先週、円の他に価値が下がった通貨は、加ドルと米ドルです。ポンド、豪ドル、ユーロ、スイスフランは上昇しました。

円の下落率は、直近の10週間で約3.6%、年率にして19%近くになります。さすがにこれは急過ぎます。巻き戻しへの警戒は当然必要でしょう。

投機・投資行動はあくまで自己責任でお願いします。

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直近2ヶ月間の通貨変位(070416〜0615)最近何度か記事に書いてますが、2週前までの加ドルは非常に急激な上昇をしていました。先々週は落ち着いた動きになっていましたが、先週はどうだったのか通貨価値変位のグラフで見てみることにします。

図78は「直近2ヶ月間の通貨価値変位」を表す折れ線グラフです。2007年4月16日を基準に平日45日間の、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしています。(図をクリックすると拡大表示されます。

赤線で示した「円」の動きに注目しますと、この2ヶ月の間ほぼ一貫して円安が進行していることがわかります。円の下落率は3.0%に達しています。

2ヶ月ほど前から継続していた加ドルの急上昇は、先々週から頭打ちになっています。代わりに豪ドルが上昇するかと思われましたが、それほどでもありませんでした。

しかし、先週の円の下落は急な感じでしたね。1週間で1.0%下落してます。価値が上がった通貨はと言うと、ユーロとポンドと米ドルです。

米ドルに関しては、FRBによる金利引下げ期待が剥落した影響がでたものと思われます。最近の為替相場は金利に左右されることが多い気がします。

投機・投資行動はあくまで自己責任でお願いします。

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直近2ヶ月間の通貨変位(070409〜0608)前回は、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)バックテストの最新の結果を見ました。2月末の世界同時株安の調整から完全に復活したようでしたね。

今回はまた、最近の通貨価値変位の動きを見てみます。前々回にお話しましたが、カナダドルの異常な上昇がどうなったかが注目点です。

図77は「直近2ヶ月間の通貨価値変位」を表す折れ線グラフです。2007年4月9日を基準に平日45日間の、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしています。(図をクリックすると拡大表示されます。

赤線で示した「円」の動きに注目しますと、この2ヶ月の間ほぼ一貫して円安が進行していることがわかります。円の下落率は3.5%に達しています。

特筆すべきは加ドルの上昇です。円でその上昇率を計ると、その幅はこの2ヶ月で10%を超えています。年率に換算すると60%です。

先週は豪ドルも上昇してきました。加ドルに続くような気がします。

一方、加ドルの方は少し上がり過ぎのきらいがあるので、急落には注意しておくべきでしょう。

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7通貨等配分ポートフォリオ実績2007年3月末に、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)のバックテスト結果を記事にしましたが、2ヶ月経過しましたので、その後のPF-Bの実績を確認してみます。

図76はその「7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B) 2006年からの実績」の折れ線グラフで、昨年1年間プラス今年5ヶ月のバックテスト結果です。(図をクリックすると拡大表示されます。

青線はスワップ金利を含めないグラフ、赤線はスワップ金利を含めたグラフです。昨年は、スワップ金利なしでも1年で6.6%上昇し、スワップ金利も含めると9.9%の上昇です。スワップ金利なしの6.6%とは円安を原因とするもので、たまたま6.6%になりましたが、スワップ金利分の3.3%はほぼ確実に見込めるものです。

150日を過ぎた頃(6月初旬頃)から、ほとんど一本調子で円安が進んでいましたが、今年2月末の世界同時株安(420日頃)に大きく調整しています。

その調整も6月の今は、すっかり元のトレンドラインに戻っています。1年前からの上昇率は、スワップ金利なしでも11%強、スワップ金利を含めると16%にもなっています。

実は今朝の朝刊に、このポートフォリオの考え方に酷似したファンドの広告が載っていました。ダイワ世界債権ファンド「ワールドプライム」って言うそうです。

スイスフランの代わりに、北欧や東欧の通貨になってましたが、コンセプトは同じはずです。興味のある方は検討してみてはいかがでしょう。

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丸刈り髭オヤジ

Author:丸刈り髭オヤジ
初めまして、「丸刈り髭オヤジ」こと細井芳和です。たぶん!?日本一小さい投資会社の社長をしてます。会社は設立3年になります。収益の99%はデリバティブによる資産運用です。商品先物取引、外国為替証拠金取引(FX)、日経225先物取引をやってます。

ずいぶんハイリスク・オンパレードな仕事内容だなぁと思われるかもしれませんが、それぞれを相互補完的に組み合せているので、リスクはかなり抑えられています。(おかげで3年続いています)

このブログを立ち上げた動機は、比較的低リスクで収入が得られる「外貨分散投資」を、広く知っていただきたいと考えたからです。

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