外貨を利用した資産運用のブログは数多くありますが、円も含めた通貨の分散投資を扱うものはありませんでした。忙しい人にもお勧めの「ほったらかしトレード」で安全確実に金利を稼ぐ、そんな投資法を紹介します。

スワップ金利の推移(060731から1年)先週から今週始めまでの円高は、アメリカのサブプライムローン・ショックが発端でしたが、海外の市場が落ち着くとともに少しづつ反転してきました。

今後の動向が気になるところではありますが今回は基本に立ち返り、円キャリートレードの元になる各通貨スワップ金利の過去1年間の推移を見ておこうと思います。

例によって、某MF証券が公表しているスワップ金利データから、2006年7月31日から2007年7月30日までの各通貨スワップ金利を年率に換算し、各通貨を買いポジションした際に受け取るスワップ金利の推移を表す折れ線グラフにしました。

図97がその「スワップ金利の推移(060731から1年)」です。(図をクリックすると拡大表示されます。

最近のスワップ金利の高い順に、豪ドル(5.59%)、英ポンド(5.1%)、米ドル(4.78%)、カナダドル(3.89%)、ユーロ(3.45%)、スイスフラン(1.96%)になっています。

一年を通して見ると、英ポンド、ユーロ、スイスフランの欧州通貨は一貫して金利が上昇傾向。米ドル金利は高いレベルから若干の下降傾向。カナダドル金利は前半の停滞から後半上昇傾向。豪ドルは高金利安定という感じです。(日番号50付近で、どの通貨も少し下落していますが、これは日銀が政策金利を利上げした為です。)

最近の急激な円高で、直近のスワップ金利はみな下方へちょこっと振れていますが、大きなトレンドでは金利差はむしろ拡大中(米ドルは除く)であり、今回の円高は絶好の外貨買いのチャンスだと考えています。

投機・投資行動はあくまで自己責任でお願いします。

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7通貨等配分PF 2007年実績7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)にとって先週は、今年2月の同時株安以来の大きな下落になりました。

今回はまだ月末になっていませんが、円巻き戻しの状況を確認する意味で、2007年初頭からのPF-B実績を見てみることにします。

図96は、その「7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)  2007年の実績」の折れ線グラフで、2007年1月1日から7月28日までのPF-Bの実績です。(図をクリックすると拡大表示されます。

青線はスワップ金利を含めないグラフ、赤線はスワップ金利を含めたグラフです。今年2月末の世界同時株安(日番号55から62)に大きく調整しましたが、今月の急落前までは順調に価値を高めていました。

2月末の世界同時株安では5%弱急落し、その後の円キャリートレードの再開とともに上昇トレンドへ戻しています。今回の急落における下落率を見ると、今のところ4%です。

さらに下落するか、それとも反転するかですが。元凶の米サブプライム問題が、アメリカの住宅バブルの本格的な崩壊へと広がっていくのかどうかが、焦点になってくると考えています。今日の選挙結果なども一時的には影響するかもしれませんが...

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通貨価値変位(070521〜0727)深夜から未明にかけての円高、すごかったですねぇ。銀行振込はもう出来ないし、FXの証拠金が不足するんじゃないかと思って、夜中に時々起きては確認してました。なんとか足りてよかったです。

今週は、2月同時株安以来の大きなブレイクアウトになりましたね。あらためて直近10週間の通貨価値変位はどうだったのか、いつものグラフで見てみることにします。

図95は、2007年5月21日から7月27日までの通貨価値変位を表す折れ線グラフです。2007年5月21日を基準に平日50日間の、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしています。(図をクリックすると拡大表示されます。

赤線で示した「円」の動きに注目しますと、先週までほぼ一貫して円安が進行していましたが、今週は急激に円高になっているのが判ります。1週間で3.16%の円が高くなっています。

反対に通貨価値が下がったのは順に、豪ドル、カナダドル、ポンド、ユーロです。下落率はそれぞれ、2.49%、0.65%、0.64%、0.52%となっています。

米ドルとスイスフランは意外にも上昇してます。米ドルは0.87%、スイスフランは0.26%上げました。

金融不安からくる信用収縮の様相ですが、来週も継続するのか、それとも反転するのか。反転するとすれば、絶好の外貨買いチャンスですが...

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通貨価値変化07072607年7月26日夜、サブプライムローン問題などで欧米の金融市場への懸念が大きく膨らみ、株式市場が急落しました。その影響でキャリートレードにおいても巻き戻しが活発化し、主に資源国通貨が売られました。

今回は、日本時間で26日19時から27日10時までの通貨価値変動について、7通貨レーダーチャートで各通貨の価値変化を見てみることにします。

図94は日本時間で7月26日19時(ニューヨーク時間の26日06時)を基準にした、通貨価値変化を表すレーダーチャートです。7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしてます。(図をクリックすると拡大表示されます。

NYの26日06時時点が緑線、26日18時時点が赤線、26日21時時点が青線になっています。緑線は基準線なので、7通貨すべて0.0%です。

緑から赤線への12時間で、日本円は1.99%上昇しました。その他ではスイスフランが0.91%、ユーロが0.23%の上昇です。反対に下落したのは、豪ドル、加ドル、ポンドの順に、1.85%、1.32%、0.04%の下げです。米ドルは意外にも下げず、0.10%の上昇です。

赤から青線への3時間では、豪ドルが0.68%戻し、加ドルは0.21%戻しています。その分、円の巻き戻しは0.70%引き戻されています。(スイスフランも0.15%)

円やスイスフランはまだ高い水準ですが、金融市場全体が落ち着いてくれば、そろそろキャリートレードも再開してくることでしょう。

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通貨変位(070720 2000〜60hr)先週は、週末になってリスク許容度の低下からキャリートレードの巻き戻しが起こり、円高になりました。

その後の通貨価値変位はどうだったのか、いつもは日次ですが今日は時間単位で通貨価値変位を見てみることにします。

図93は、「先週末からの通貨価値変位」を表す折れ線グラフです。2007年7月20日 20時を基準に市場が開いている60時間の、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしています。(図をクリックすると拡大表示されます。

赤線で示した「円」の動きに注目しますと、週末一時的に6時間で0.9%の急激な円高に振れたのが判ります。週明け一旦は落ち着いた動きでしたが、24日からまた徐々に円高が進行し、25日朝には1.2%の高値になっています。

週末は資源国通貨の下げが目立っていましたが、週明け早々豪ドルがまず回復、24日夜からはカナダドルが急騰しています。(豪ドルは失速。)

今回はスイスフランのキャリーは復活しても、円キャリーが復活していません。米ドルの下落も不気味に進行中で、外貨買いは少し様子見が無難ですね。

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通貨価値変化07072007年7月23日、先週末の続きで米金融市場への懸念から、資源国通貨と米ドルが売らてます。

その後の通貨価値変動について、7通貨レーダーチャートで各通貨の価値変化を見てみることにします。

図92はニューヨーク時間で7月20日07時を基準にした、通貨価値変化を表すレーダーチャートです。7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしてます。(図をクリックすると拡大表示されます。

NYの20日07時時点が緑線、20日13時時点が赤線、23日13時時点が青線になっています。緑線は基準線なので、7通貨すべて0.0%です。

緑から赤線への6時間で、日本円は0.92%上昇しました。その他ではスイスフランが0.28%、ユーロが0.07%の上昇です。反対に下落したのは、加ドル、豪ドル、米ドルの順に、0.61%、0.59%、0.1%の下げです。

赤から青線へは週末を挟んでいます。豪ドルは0.79%戻し、トータル0.2%のプラスになりました。キャリー再開かと思われましたが、加ドルは戻したと言ってもトータル-0.45%。米ドルにいたってはトータル-0.2%と売りが止まっていません。

ユーロ買いは止まり、ポンドが代わりに0.12%上げています。スイスフランはトータル-0.26%とキャリー取引が再開されているようですが、円キャリーは未だにトータル0.63%とプラスサイドで、本邦勢は様子見のようです。

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通貨価値変化07072007年7月20日、やはり米金融市場への懸念が膨らみ、資源国通貨とドルが売られました。

今回はリスク許容度の低下で、低金利通貨である日本円とスイスフランが買われています。

その後の通貨価値変動について、7通貨レーダーチャートで各通貨の価値変化を見てみることにします。

図91はニューヨーク時間で7月20日07時を基準にした、通貨価値変化を表すレーダーチャートです。7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしてます。(図をクリックすると拡大表示されます。

NYの20日07時時点が緑線、20日13時時点が赤線、22日18時時点が青線になっています。緑線は基準線なので、7通貨すべて0.0%です。

緑から赤線への6時間で、日本円は0.92%上昇しました。その他ではスイスフランが0.28%、ユーロが0.07%の上昇です。反対に下落したのは、加ドル、豪ドル、米ドルの順に、0.61%、0.59%、0.1%の下げです。

赤から青線へは週末を挟んでいます。豪ドルは0.4%戻しましたが他はまだ戻していません。円の巻き戻しは0.44%引き戻されています。ユーロ買いは0.12%さらに進みました。

米州通貨に堅調さが戻らないと、円の巻き戻しが終わったとは言えません。少し様子を見るのが無難な状況です。

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私は常々感じているのですが、大多数の日本人は「為替リスク」について、まったくもって誤解していると思います。たいてい頭に「外国」がついて「外国為替リスク」と言われる為に、外貨にはリスクが付き物と余計に誤解されている気がします。

 外貨であろうが、日本円であろうが、通貨は通貨です。為替変動は、外貨にだけある訳ではなく、日本円にも作用しているのです。外貨を持たなければ為替リスクは無いという考え方は、日本を中心とした天動説に他ありません。要するに、通貨の種類が何であれ、単一通貨しか持っていなければ、ハイリスクな状態なんです。

7月3日に日銀の発表で、6月の実質実効為替レートが93.4となり、プラザ合意のあった1985年9月の94.8を下回る円安水準になりました。一時80円を割る円高/ドル安となった1995年4月の実質実効為替レートが165.5だったのと比較すると、56.4%(43.6%の円安)です。12年間で日本円の価値は半分近くになっている訳です。これをリスクと言わずに何をリスクと言うのでしょうか。

 このように円建ての資産ばかりでは、為替リスクをまともに受けてしまいます。かと言って最近は米ドルも価値を下げてきています。理想を言えば、世界の通貨取引シェアの9割近くになるよう、保有通貨を分散すべきです。主要7通貨(米ドル、ユーロ、ポンド、円、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)で、それが可能です。こうしておけば、12年間で資産価値が半分になるというような大きな損失は有り得ません。

それでもなおあなたは、円資産だけにこだわりますか?

 

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通貨価値変位(070514〜0720)先週は、米ドル安と円安が同時進行してました。今週も同様かと思われましたが、週末になって米ドル安が加速し、リスク許容度の低下からキャリートレードの巻き戻しが起こり、円高になりました。

長期円安トレンドはそろそろ転換するのでしょうか。今週の通貨価値変位はどうだったのか、いつものグラフで見てみることにします。

図90は、「直近10週間の通貨価値変位」を表す折れ線グラフです。2007年5月14日を基準に平日50日間の、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしています。(図をクリックすると拡大表示されます。

赤線で示した「円」の動きに注目しますと、ほぼ一貫して円安が進行しています。しかし先週あたりから、多少円安が小休止したかに見えます。

今度は、青線で示した「米ドル」の動きに注目します。この一ヶ月ほど一貫して米ドル安が進行しています。資金の向かい先は、豪州や欧州のようです。(加ドルは停滞。)

今週、通貨価値が下がったのはカナダドル、米ドル、スイスフラン、ユーロです。加ドルは0.52%、米ドルは0.44%、スイスフラン0.28%、ユーロ0.15%下げています。

逆に上がったのは、豪ドル、ポンド、日本円です。豪ドルは0.71%、ポンドは0.61%、円は0.08%上げました。

最近の米ドル下落については、引き続き要注意ですね。カナダドルの下げにも注意が必要です。

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通貨価値変化07071907年7月18日、米投資銀行大手ベアー・スターンズ傘下のヘッジファンド2社がほぼ無価値になったとの報道で、米金融市場への懸念からドル売りに振れました。

前回同様、その2日後までの通貨価値変動について、7通貨レーダーチャートで各通貨の価値変化を見てみることにします。

図89はニューヨーク時間で7月17日15時を基準にした、通貨価値変化を表すレーダーチャートです。7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしてます。(図をクリックすると拡大表示されます。

NYの17日15時時点が緑線、18日3時時点が赤線、19日15時時点が青線になっています。緑線は基準線なので、7通貨すべて0.0%です。

緑から赤線への12時間で、日本円は0.2%上昇しました。その他では豪ドルが0.28%、スイスフランが0.16%の上昇です。反対に下落したのは、米ドル、加ドル、ユーロの順に、0.34%、0.23%、0.1%の下げです。

赤から青線への36時間では、米ドルが0.13%、ユーロが0.06%、加ドルが0.03%戻しました。反対に動いたのはスイスフラン、日本円、ポンドで、それぞれ0.36%、0.13%、0.11%の下げです。豪ドル買いはさらに加速していて、0.38%の上昇です。

米金融市場への懸念から、今回は資金が豪州(ニュージーランド含む)に流れたようですね。しかし状況を落ち着いて見ると、キャリートレードは再開されているようですので、米州通貨も堅調に推移していくと思われます。

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通貨価値変化070718昨日の07年7月18日、米投資銀行大手ベアー・スターンズ傘下のヘッジファンド2社がほぼ無価値になったとの報道で、米金融市場への懸念からドル売りに振れました。

その後の為替動向について、7通貨レーダーチャートで各通貨の価値変化を見てみることにします。

図88はニューヨーク時間で7月17日15時を基準にした、通貨価値変化を表すレーダーチャートです。7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしてます。(図をクリックすると拡大表示されます。

NYの17日15時時点が緑線、18日3時時点が赤線、18日9時時点が青線になっています。緑線は基準線なので、7通貨すべて0.0%です。

緑から赤線への12時間で、日本円は0.2%上昇しました。その他では豪ドルが0.28%、スイスフランが0.16%の上昇です。反対に下落したのは、米ドル、加ドル、ユーロの順に、0.34%、0.23%、0.1%の下げです。(ポンドはほとんど変わらず。)

赤から青線への6時間では、米ドルが0.28%、加ドルが0.06%戻しました。反対に動いたのはスイスフランと日本円で、それぞれ0.26%と0.08%の下げです。ショックで一時的に円転した資金は、まだ様子見のようです。

今回は、資源国通貨である豪ドルと加ドルの動きが、まったく異なりました。米金融市場への懸念はカナダには影響があるが、豪州には関係ないということでしょう。

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スワップ金利の推移(060716から1年)前回は、最近の米ドル下落については要注意と書きましたが、今日になって米投資銀行大手ベアー・スターンズ傘下のヘッジファンド2社がほぼ無価値になったとの報道で、米金融市場への懸念からドル売りに振れています。

今後の動向が気になるところではありますが、後日またレーダーチャートで分析することにしまして今回は、円キャリートレードの元になる各通貨スワップ金利の、過去1年間の推移を見ておこうと思います。

例によって、某MF証券が公表しているスワップ金利データから、2006年7月16日から2007年7月15日までの各通貨スワップ金利を年率に換算し、各通貨を買いポジションした際に受け取るスワップ金利の推移を表す折れ線グラフにしました。

図87がその「スワップ金利の推移(060716から1年)」です。(図をクリックすると拡大表示されます。

金利の高い順に、豪ドル(5.7%)、ポンド(5.2%)、米ドル(4.7%)、加ドル(3.9%)、ユーロ(3.5%)、スイスフラン(2.0%)になっています。2週間前からの変化では、豪ドル0.2%上昇、ポンド0.2%上昇、米ドル変わらず、加ドル0.4%上昇、ユーロ0.1%上昇、スイスフラン変わらずとなっています。

一年を通して見ると、欧州金利の上昇傾向、米州金利の下降傾向(但し加金利は上昇トレンドへ転換?)、豪の高金利安定という感じです。

今日は米ドルが売られ円高に振れているようですが、円キャリートレードの源泉である金利差はむしろ拡大中であり、絶好の外貨買いチャンスかもしれません。

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通貨価値変位(070507〜0713)先々週は米ドル安と円安が同時進行してました。逆に資源国通貨は相変わらず高くなっています。

長期円安トレンドはまだまだ継続するのでしょうか。先週の通貨価値変位はどうだったのか、いつものグラフで見てみることにします。

図86は、「直近10週間の通貨価値変位」を表す折れ線グラフです。2007年5月7日を基準に平日50日間の、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしています。(図をクリックすると拡大表示されます。

赤線で示した「円」の動きに注目しますと、ほぼ一貫して円安が進行しています。しかし先週は、多少円安が小休止したかに見えます。

先週、通貨価値が下がったのは米ドルとカナダドルです。米ドルは-1.04%から-1.84%へ、加ドルは3.89%から3.19%へと下げています。

逆に上がったのは、ユーロ、豪ドル、スイスフラン、日本円です。ユーロは-0.87%から-0.53%へ、豪ドルは3.18%から3.53%へ、スイスフランは-1.52%から-1.18%へ、円は-3.67%から-3.34%へと上げました。

1ヶ月以上前に記事にしましたが、やはり豪ドルはカナダドルを追って上昇し、直近10週間の上昇率でついに上回りました。しかし、最近の米ドル下落については要注意ですね...

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通貨価値変化070711昨日のおさらいですが、2007年7月10日、アメリカの格付け2社が住宅ローン担保証券の格付けを引き下げると発表したことからリスク回避の動きが強まり、円キャリートレードには巻き戻しの動きが出ました。

1日経過して各通貨の価値がどう変化したか、7通貨レーダーチャートで見てみることにします。

図85はニューヨーク時間で7月10日7時を基準にした、通貨価値変化を表すレーダーチャートです。7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしてます。(図をクリックすると拡大表示されます。

NYの10日7時時点が緑線、NYの10日19時時点が赤線、NYの11日19時時点が青線になっています。緑線は基準線なので、7通貨すべて0.0%です。

円の巻き戻しはこの一日間(赤から青)で1.17%から0.41%へと減少し、通貨価値は0.76%下落しました。また、スイスフランの巻き戻しも0.55%から0.32%へと減少しました。

反対に上昇したのは、豪ドル、ポンド、加ドル、米ドルの順に、0.47%、0.30%、0.14%、0.08%です。(ユーロは横ばい。)

資源国通貨の戻りは、米ドルの戻りよりも速いですね。また、ポンドは今回の巻き戻しで全く下げなかったのが印象的です。

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通貨価値変化0707102007年7月10日、アメリカの格付け2社が、住宅ローン担保証券の格付けを引き下げると発表したことからリスク回避の動きが強まり、円キャリートレードには巻き戻しの動きが出ました。7通貨レーダーチャートで各通貨の価値変化を見てみることにします。

図84はニューヨーク時間で7月10日7時を基準にした、通貨価値変化を表すレーダーチャートです。7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしてます。(図をクリックすると拡大表示されます。

NYの10日7時時点が緑線、NYの10日19時時点が赤線になっています。緑線は基準線なので、7通貨すべて0.0%です。

日本円はこの12時間で約1.2%上昇しました。その他ではスイスフランが0.5%、ユーロが0.35%、ポンドが0.1%の上昇です。反対に下落したのは、加ドル、豪ドル、米ドルの順に、1.15%、0.6%、0.5%の下げです。

米ドルよりも資源国通貨の下げがきついですね。また、東京時間になってからは逆に円安になっています。巻き戻しは一時的で、もう終了したのかも知れません。

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直近10週間の通貨変位(070430〜0706)先週始めの記事で、長期円安トレンドの継続に疑問符を付けましたが、まだまだ円安は続きそうです...

結局、先週の通貨価値変位はどうだったのか、いつものグラフで見てみることにします。

図83は「直近10週間の通貨価値変位」を表す折れ線グラフです。2007年4月30日を基準に平日50日間の、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしています。(図をクリックすると拡大表示されます。

赤線で示した「円」の動きに注目しますと、ほぼ一貫して円安が進行しています。しかし先々週は一旦円高になり、円安は小休止したかに見えました。

先週、通貨価値が下がったのは日本円と米ドル、それと少しですが英ポンドです。加ドル、豪ドルは上昇で、ユーロ、スイスフランは横ばいでした。資源国通貨は相変わらず強いですねぇ。

円の下落率は、直近の10週間で約4.0%、年率にして20.8%になります。BISでなくても、これは急過ぎと思いますね。巻き戻しへの警戒は当然必要です。

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7通貨等配分ポートフォリオ実績7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)のバックテストをし始めてから1年半が経過しました。その1年半のPF-Bの実績をあらためてグラフで確認してみます。

図82はその「7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B) 2006年からの実績」の折れ線グラフで、昨年1年間プラス今年6ヶ月のバックテスト結果です。(図をクリックすると拡大表示されます。

青線はスワップ金利を含めないグラフ、赤線はスワップ金利を含めたグラフです。

150日を過ぎた頃(2006年6月初旬頃)から、ほとんど一本調子で円安が進んでいましたが、今年2月末の世界同時株安(420日頃)に大きく調整しました。しかし、6月末現在では、完全に元のトレンドに戻っています。

この一年半の間のPF-Bの上昇率は、スワップ金利なしで13.6%、スワップ金利も含めると18.6%の上昇です。年率に直すと、スワップ金利なしで9.1%、スワップ金利ありで12.4%の上昇です。

スワップ金利なしの13.6%とは円安を原因とするもので、たまたま13.6%になりましたが、スワップ金利分の5.0%(年率で3.3%)は、ほぼ確実に見込めたものです。

このポートフォリオの考え方に酷似したファンドで、ダイワ世界債権ファンド「ワールドプライム」って言うのがありますが、腕に自身のある方なら、外国為替証拠金取引を利用してファンドに手数料を払わずに同様の資産運用ができるのではないでしょうか。

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スワップ金利の推移(060702から1年)前回は、直近10週間の通貨価値変位を見て、円安が小休止に入ったかもという内容でした。

それで今回は、円キャリートレードの元になる各通貨スワップ金利の、過去1年間の推移を見ておこうと思います。

例によって、某MF証券が公表しているスワップ金利データから、2006年7月2日から2007年7月1日までの各通貨スワップ金利を年率に換算し、各通貨を買いポジションした際に受け取るスワップ金利の推移を表す折れ線グラフにしました。

図81がその「スワップ金利の推移(060702から1年)」です。(図をクリックすると拡大表示されます。

金利の高い順に、豪ドル(5.5%)、ポンド(5.0%)、米ドル(4.7%)、加ドル(3.5%)、ユーロ(3.4%)、スイスフラン(2.0%)になっています。 一年を通して見ると、欧州通貨の上昇傾向、米州通貨の下降傾向、豪ドルの中立という感じです。

最近は特に、スイスフランの上昇が目立ってきています。その為、資金調達通貨としての円の比重が高まり、円キャリーの継続シナリオが強化されています。

但し、日銀やIMFやらが指摘しているように、円安行過ぎのきらいもあるので、円の急な巻き戻しも念頭においておくべきでしょう。

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直近10週間の通貨変位(070423〜0629)1時間前の「長期の円安トレンド継続中」という記事は誤りです。訂正してお詫びいたします。

先週、国際決済銀行(BIS)は年次報告の中で、最近の円の急激な下落を「異常」だと警告を発しました。それを受けて外為市場は一旦は円高に振れましたね。

結局、先週の通貨価値変位はどうだったのか、いつものグラフで見てみることにします。(最近はこのグラフばかりですね。サボっているわけじゃないんですが...)

図80は「直近10週間の通貨価値変位」を表す折れ線グラフです。2007年4月23日を基準に平日50日間の、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしています。(図をクリックすると拡大表示されます。

赤線で示した「円」の動きに注目しますと、ほぼ一貫して円安が進行しています。しかし先週は一旦円高になり、円安は小休止でしょうか。

先週、通貨価値が下がったのは、豪ドルと米ドルです(少しですが...)。加ドル、ポンド、ユーロは横ばいで、スイスフランは上昇しました。

円の下落率は、直近の10週間で約4.0%、年率にして20.8%になります。BISでなくても、これは急過ぎと思いますね。巻き戻しへの警戒は当然必要です。

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プロフィール

丸刈り髭オヤジ

Author:丸刈り髭オヤジ
初めまして、「丸刈り髭オヤジ」こと細井芳和です。たぶん!?日本一小さい投資会社の社長をしてます。会社は設立3年になります。収益の99%はデリバティブによる資産運用です。商品先物取引、外国為替証拠金取引(FX)、日経225先物取引をやってます。

ずいぶんハイリスク・オンパレードな仕事内容だなぁと思われるかもしれませんが、それぞれを相互補完的に組み合せているので、リスクはかなり抑えられています。(おかげで3年続いています)

このブログを立ち上げた動機は、比較的低リスクで収入が得られる「外貨分散投資」を、広く知っていただきたいと考えたからです。

外貨を利用した資産運用のブログは数多くありますが、円も含めた通貨の分散投資を扱うものはありませんでした。

忙しい人にもお勧めの「ほったらかしトレード」で安全確実に金利を稼ぐ、そんな投資法を紹介していきます。

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