先週は、米ドル安と円安が同時進行してました。今週も同様かと思われましたが、週末になって米ドル安が加速し、リスク許容度の低下からキャリートレードの巻き戻しが起こり、円高になりました。
長期円安トレンドはそろそろ転換するのでしょうか。今週の通貨価値変位はどうだったのか、いつものグラフで見てみることにします。
図90は、「直近10週間の通貨価値変位」を表す折れ線グラフです。2007年5月14日を基準に平日50日間の、7通貨等配分ポートフォリオ(PF-B)からの各通貨の変位を求めてグラフにしています。(図をクリックすると拡大表示されます。)
赤線で示した「円」の動きに注目しますと、ほぼ一貫して円安が進行しています。しかし先週あたりから、多少円安が小休止したかに見えます。
今度は、青線で示した「米ドル」の動きに注目します。この一ヶ月ほど一貫して米ドル安が進行しています。資金の向かい先は、豪州や欧州のようです。(加ドルは停滞。)
今週、通貨価値が下がったのはカナダドル、米ドル、スイスフラン、ユーロです。加ドルは0.52%、米ドルは0.44%、スイスフラン0.28%、ユーロ0.15%下げています。
逆に上がったのは、豪ドル、ポンド、日本円です。豪ドルは0.71%、ポンドは0.61%、円は0.08%上げました。
最近の米ドル下落については、引き続き要注意ですね。カナダドルの下げにも注意が必要です。
投機・投資行動はあくまで自己責任でお願いします。