先週から今週始めまでの円高は、アメリカのサブプライムローン・ショックが発端でしたが、海外の市場が落ち着くとともに少しづつ反転してきました。
今後の動向が気になるところではありますが今回は基本に立ち返り、円キャリートレードの元になる各通貨スワップ金利の過去1年間の推移を見ておこうと思います。
例によって、某MF証券が公表しているスワップ金利データから、2006年7月31日から2007年7月30日までの各通貨スワップ金利を年率に換算し、各通貨を買いポジションした際に受け取るスワップ金利の推移を表す折れ線グラフにしました。
図97がその「スワップ金利の推移(060731から1年)」です。(図をクリックすると拡大表示されます。)
最近のスワップ金利の高い順に、豪ドル(5.59%)、英ポンド(5.1%)、米ドル(4.78%)、カナダドル(3.89%)、ユーロ(3.45%)、スイスフラン(1.96%)になっています。
一年を通して見ると、英ポンド、ユーロ、スイスフランの欧州通貨は一貫して金利が上昇傾向。米ドル金利は高いレベルから若干の下降傾向。カナダドル金利は前半の停滞から後半上昇傾向。豪ドルは高金利安定という感じです。(日番号50付近で、どの通貨も少し下落していますが、これは日銀が政策金利を利上げした為です。)
最近の急激な円高で、直近のスワップ金利はみな下方へちょこっと振れていますが、大きなトレンドでは金利差はむしろ拡大中(米ドルは除く)であり、今回の円高は絶好の外貨買いのチャンスだと考えています。
投機・投資行動はあくまで自己責任でお願いします。
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